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福知山城の天主。　1582年6月2日早暁、明智光秀は謀反を起こし、京都の本能寺に織田信長、二条城に信長の嫡男・信忠を襲撃します。しかし変報を聞いて備中高松城から急遽引き返した羽柴秀吉によって、明智光秀は“山崎の合戦”で大敗し、居城の近江坂本へ引き返す途中で落ち武者狩りの竹槍に突かれて落命します。光秀、わずか１２日間の天下、この天主が完成した３年後のことでした。　　2008年9月1日撮影。