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| 彦根城の佐和口近くにある埋木舎(うもれぎのや)。 井伊直弼は自らを埋木舎と称して不遇の生活を送っていました。ところが1846年、31歳の時に第14代藩主で兄の直亮(なおあき)の世子であった井伊直元（第13代藩主・直中の十一男）が死去した為、兄の養子という形で彦根藩の後継者に決定します。更に1850年、直弼36歳の時に直亮の死去を受けて家督を継いで第15代藩主となり、掃部頭（かもんのかみ）に遷任することになり、1858年には徳川幕府の大老に登りつめます。そして1860年の「桜田門外の変」による暗殺(享年47)(Wikipedia参考)。 この人物ほど不遇と絶頂を往復した人はいないように思います。 2010年4月6日撮影。 |