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| 彦根藩第１５代藩主の井伊直弼が不遇な前半生を過ごした居宅・埋木舎(うもれぎのや)です。佐和口近くの中堀のすぐ外側に位置しています。井伊直弼は1815年に第11代藩主・井伊直中の十四男として彦根城の二の丸で生まれました。母は直中の側室でした。兄弟が多かった上に庶子(側室の子)であったこともあり、養子の口もなく、父の死後は三の丸の屋敷に移り、17歳から32歳までの15年間を300俵の捨扶持の部屋住みとして、この埋木舎で過ごしています(Wikipedia参考)。 「埋木舎(うもれぎのや)」は、直弼自身が自虐的につけた名前だそうです。 2010年4月6日撮影。 |