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| 福山城の筋鉄御門。 1620年に水野勝成が新しくできた福山藩10万国の領主となって福山城を築いたが、５代目の勝岑(かつみね)の早世(1歳3ヶ月。勝岑は7男であったが全員早世)により1698年に無嗣除封となっています。1700年、出羽国山形藩より松平忠雅が入封する。しかし、忠雅は10年後の1710年に再び伊勢国桑名藩に移封させられ、同年に阿部正邦が下野国宇都宮藩から入封し、以後明治維新まで阿部家が福山城の城主を継いでいます。幕末期の幕府老中阿部正弘は第7代藩主です。 この正門は、福山城で残存している数少ない建物です。 2008年8月5日撮影。 |