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| 三井寺(園城寺(おんじょうじ))の総門。 三井寺は、大津市にある天台寺門宗の総本山です。山号は長等山（ながらさん）、開基は大友与多王、本尊は弥勒菩薩です。天台寺門宗としての三井寺の開宗は866年で、開基は智証大師円珍とされています。西国三十三箇所観音霊場の第14番札所であり、近江八景の一つ「三井晩鐘」でも知られています。この総門(山門)は、仁王門とも言われ、1452年(室町時代)に建立されたものです。元々は他の天台宗寺院のものであったのを、豊臣秀吉によって伏見に移され、更に関ヶ原合戦後の1601年に徳川家康によって現在地に移設されたとしています。 2010年3月20日撮影。 |