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| 高松港と小豆島・草壁港間を運航する内海フェリーの高速連絡船“サンオリーブシー”。 この船は超細長双胴船SSTH（Super Slender Twin
Hull）と言われる高速双胴船です。石川島播磨重工と東京大学の共同研究により開発された高速旅客船の実験船“とらいでんと”そのものです。 これを深日海運が取得して、1991年に淡路島・洲本港と深日港（泉南郡岬町）間の定期航路に就航していました。その後、数回の所有者の変更を経て、2003年に“サンオリーブシー”の船名で現在の航路に就航しています。所有者が転々と変わっていることから、経済性の良い旅客船ではないようです。SSTHという物々しい名前とは裏腹に、最高速度が27.3ktは驚くほど低速だと思います。 高松〜小豆島・草壁のフェリー“第一こくさい丸”船上から2010年3月11日撮影。 建造年：1991年(IHI)、 総重量トン：52G/T、 全長：30.4m、 全幅：5.6m、 船客定員：68名、 航海速度：26.2kt 最大速度：27.3kt、 機関：ディーゼル(838kW) |