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| 神戸港・第四突堤に停泊中の“COSTA ALLEGRA”。 船首上部の曲線形状に何となく膨らみがあり、通常の客船のスマートさがありません。実はこの船は1969年にフィンランドのWartsila
Turku造船所でコンテナ船として建造されました。1969〜1986年はRederi AB Nordstjernan社の所有で船名は“Annie
Johnson”でした。1986にクルーズ客船に改造する目的で“Regent Moon”という船名でギリシャ・キプロスのRegency Cruises社に売却されました。1988年に
Compania Naviera Panalexandra社に売却され、船名が“Alexandra”に変わっています。この1986〜1990年の間は就航していません。1990年にCosta
Cruise社の所有になり、イタリアGenoaのT. Mariotti造船所で再度クルーズ客船に改造され、1992年に“COSTA ALLEGRA”として再就航しています。人間の利益の為に人生(船生)が翻弄されているような船です。 2008年6月27日撮影。 建造年：1992年(改装)、 総重量トン：28,430G/T、 全長：188m、 主機関：Wartsila diesl 6R46×4基、 航行速度：19.0kt、 船客定員：924名、 乗組員数：450名、 船籍：イタリア(Genova) |