メニューカード(その4)

 
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 「ぶらじる丸」(左)と二代目「あるぜんちな丸」(右)の図柄のメニューカード。
 「ぶらじる丸」は、大阪商船(後の日本移住船(現在の商船三井客船))が南米への移民輸送船として1954年(昭和29年)に新日本重工(現 三菱重工)・神戸造船所で建造した貨客船です。いろいろな変遷を経て、現在は広東省湛江市にて海上パビリオン「湛江号海上城市」として利用されているそうです。
 二代目「あるぜんちな丸」は、1958年(昭和33年)に大阪商船が南米への移民輸送船として三菱重工・神戸造船所で建造した貨客船です。南米への移民が衰退後は初代「にっぽん丸」と改名してクルーズ客船として運航されていましたが、1976年に売却されて台湾の高雄で解体されています。この船も時代の変遷と共に波瀾万丈の歴史を持っています。詳細は両船のWikipediaをご覧下さい。