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| 高台寺境内の雪見灯籠。これに似た灯籠を大原の寂光院境内で見かけました(6枚前の写真参照)。どちらも五三の桐で、桐のデザイン、灯籠の形状も非常によく似ています。九大名誉教授の故・木下先生によると、寂光院の灯籠は太閤雪見灯籠といわれ、桃山城から移設されたものであるとされています。どこかで接点がありそうです。そもそも高台寺の仏殿は康徳寺から、方丈や茶室等は伏見城(通称桃山城)から移築されたものですから、この移築寺に「一つは徳ちゃんに差し上げましょう」と言って、高台院が建礼門院にプレゼントしたものではないでしょうか。 2000年8月13日撮影。 |