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| 寂光院の本堂。 寺号は玉泉寺という天台宗の寺院です。本尊は地蔵菩薩で、開基は聖徳太子と伝えられています。壇ノ浦で平氏が負けた後に、平清盛の娘・建礼門院が隠棲した平家ゆかりの寺です。寂光院の本堂は、豊臣秀吉の愛妾・淀殿が片桐且元に命じて再興したものですが、2000年に放火により焼失し、現在の本堂は2005年に再建されたものです。前述のように私が寂光院を訪れるのは３回目ですが、最初の訪問時には歴史ある本堂が存在していました。２回目の時は再建されて間もない真新しい本堂でした。３回目の今回は、再建後５年が経過し、多生周囲になじんだ本堂になっています。 2010年8月25日撮影。 |